社会人になった

職種はプログラマ。趣味でも学業でもコードを書いたことはほとんどなかったけど、ただなんとなく適当に就職活動をして気がついたらなっていた。人手不足の業界だから、こんなもんなんだろうか。孫請けなんだかひ孫なんだかで客先で作業をしていて、これ自体は非常によくあるケースらしい。「客先常駐なんてまともな働き方じゃねーー」って感じの意見はよく見られる。でもこれが想像してたより楽なんですよね。

そう、働きはじめてわかったが、社会というのはぜんぜん辛くない。社会に出るのが怖くて勉強にも手がつかないほど不安を抱いていたのに、いざ働き始めるとみんな優しいのであった。
不思議だ。
怒られるとか詰められるとかサビ残強制とか忘年会で一発芸とかとかに震えるほど身構えていたのは何だったんだろう?
就活で洗脳されてバリバリ社畜になって、出兵するみたいに入社していくのが大卒の末路なんじゃあなかったのか。
鬱みたいになって投げやりに二回も留年した時間を返してほしいくらいだ。留年は自己責任だけど、その分の学費を稼ぐためにしたアルバイトなんかより正社員の仕事のほうがずっと楽で、馬鹿みたいであった。悲しい。

まあ、やめられると困るから気を使っているとか、あるいは周りの水準が僕よりさらに低いとか、要因として考えられるものはあるけど。もしくは単にほっとかれているだけとか。それはそれでいいんですけどね。(これが見つかったら今度こそ怒られるのでは)

社会人になるのが漠然と怖いと思ってる人は一度会社に入ってみると良いです。適応障害起こすほど合わないっていうのはまれなケースだと思う(根拠ないけど)。ネットで反労働的なこと言ってる人や自虐的社畜芸で盛り上がっている人等はいますが、彼ら、必ずしもあなたの味方とは限らないですよ。僕は彼らに社会は怖いと刷り込まれて人生の貴重な時間盗まれたと思ってますしね(これは被害妄想、経験にIFはないので)。

そんな感じです。